もねおの日々。

日々の出来事、思ったことをつらつらと。

なぜ蛍光ペンが家に溜まるのか

 

 

私は文房具が好きだ。

 

大学に入ってからはパソコンでレポートなどを書く影響で文房具にそこまでこだわらなくなったが、小学生から高校生までは最新文房具を追いかけてるほどの文房具マニアだった。

 

小学校のときには香り付きのペンが流行り、フルーツや花の香りのものからたべっ子どうぶつガリガリ君といったお菓子の匂いのするペンまで集めていた。

雑貨屋さんや本屋さんに行くたびに文房具コーナーに行き、お小遣いの多くを文房具に使った。

 

中学生になっても変わらず、文房具特集の雑誌を買い、性能の良い文房具を求めて文房具屋さんに通った。

1ヶ月に3回くらい休日に文房具屋さんに行っていたと思う。

中学生になるとシャーペンが使えることになりシャーペンへのこだわり、またノートを綺麗にするためのボールペンなど選択肢が広がり、色々な文房具に手を出した。

 

大学生になると、文房具を使うことも減り、中学生高校生のときに私の中でスタメンを揃えてしまったことから文房具はたまにロフトなどに行った時に見る程度になった。

 

しかし、私の家にはまだまだ文房具が眠っている。シャーペンはシャー芯を入れ替えるだけなので減らないのはわかるのだが、他にもたくさん使えていない文房具がある。

 

 

特に厄介なのが蛍光ペン

 

 

これがいつからか家の中にあるのだ。

何故かわからないが蛍光ペンが何本も家にある。

一番使わない蛍光ペンが何故だか家にある。

買った記憶のない蛍光ペンが家にある。

ボールペンは意外と使って減るのに中々使わない蛍光ペンが家にある。

しかも何故かオレンジの蛍光ペンばかり家にある。

一生で使い切れることができるかわからない蛍光ペンが家にある。

そのくらい使わない蛍光ペンが家にある。

 

蛍光ペンは本当に厄介だ。

 

捨てたらいいのではと思うかもしれないが、私の捨てるルールとして消耗品以外は2個以上持っているもの、消耗品は今ある分を使い切るというのがある。

 

蛍光ペンは消耗品。

ということで捨てられないのだ。

 

一体どうしたらいいのだ。私はこの先引っ越しをする時も蛍光ペンと共に引っ越しするのか。

 

まず蛍光ペンはどこからきたのか。

 

よく学校の前で塾の紹介でチラシを配っていたりする。そこに蛍光ペンがくっついていて学生に少しでも貰ってもらおうとしている。蛍光ペンついてる!これは使う!と思って受け取る。

 

蛍光ペンが増えた。

 

ここで蛍光ペンをおそらく一本は人類が貰ってしまっている。蛍光ペンはチラシのおまけとしては絶妙なのだ。

ティッシュが付いていれば、またティッシュかと思ってスルーする。

次に塾の紹介のチラシをファイルに入れてくるパターン。これはファイルに塾の名前が印字されてたりして使いづらいから貰わない。

蛍光ペン。この蛍光ペンに塾の名前が書かれていても筆箱に入れてるだけでそんな目立たないし、蛍光ペンは100円くらいするし…って考えているうちにもう受け取っている。

ダメだ。蛍光ペンが増えてしまう。

 

これは私たちには原因はない。

渡す側が蛍光ペンを選ぶからだ。

法律でチラシのおまけは黒ボールペンであることと決めてしまおう。

 

これで蛍光ペンの我々の家への侵入は防げた。

 

 

次はすでに家にある蛍光ペンをどうやって消費するかだ。

とりあえず積極的に本に蛍光ペンを引いていく。

これは確かに消費する方法としては良い。

しかし、ちょっと躊躇うことがある。

私は今まで蛍光ペンで線を引いていたが線が曲がったり、知らない間に指に蛍光ペンがついていたりとストレスの原因に蛍光ペンがなっているのだ。

なので極力使いたくない。

 

じゃあどうすればいいのか。

 

もうこうなったら一年くらい放置して試し書きをし、あ、そろそろインク出にくくなったぞと無理矢理理由をつけて捨てるしかない。

 

結局私は蛍光ペンには敵わないのだ。

 

私はこれからも蛍光ペンに縛られて共に生きていく。